6月3日―5日にスイス ジュネーブにてIMC(Investment Migration Council)主催の国際会議に参加してきました。昨年に引き続き2回目の参加でしたが、世界各国から多くの政府、弁護士や会計士、immigration agentなどが参加し、グローバルにおける投資移住についての現状やトレンド、問題提議など活発なディスカッションが行われました。開催場所がEUの為、圧倒的にヨーロッパからの参加者が多い会議であり、普段接しているオセアニアの世界とはまた雰囲気が異なる環境でしたが、半面、日本についての関心は高いことも実感しました。要はほとんどの方は日本はアジアでもトップの先進国であり、関心高いもののイミグレーションに関する情報があまりにも不足している、というのが現状でした。投資移住マーケットの世界は日本は国として全く関与してきていない、というのも現状であり、もっと多くの投資家誘致の可能性をおおいに感じました。
さすがにEUからオセアニアの話題は遠いものの、アメリカ投資家ビザ(EB-5)のポジションは変わらず世界でも高く、経済大国としてその人気は絶大であることもあらためて感じました。
日本国内ではまずお会いしないようなイミグレーション業界におけるトップの皆様やまたEU各国からのビジネス側の方たちとの交流は有意義なものでした。弊社は今回もまた唯一の日本人でしたが、グローバルな視点でイミグレーションの現状を把握する非常によい機会でした。