JETRO ビジネス短信のご案内 IELTSとオーストラリア研修ビザ(407)について

このたび、日本貿易振興機構(JETRO)様から様々な情報を発信している「ビジネス短信」において英語能力試験「IELTS](アイエルツ)とオーストラリア研修ビザ(407)についての記事が掲載されました。

オーストラリアに進出している企業にはこのビザクラスについてだいぶ浸透してきましたが、オーストラリアの「研修ビザ(407)」はオーストラリア赴任を目的としてのみならず、今後世界各国への人材派遣を検討している企業は人材育成の場所としても有益な先進国研修地として多く活用できる点はあると感じています。(例:オーストラリアで研修後、アメリカやヨーロッパへ赴任) そして実際にそのように活用している企業も少なくありません。

研修ビザは「若手」を派遣するためには絶好のオプションとなり、また英語力が必須となります為、英語力もこのビザ申請時に具体的に数値化できる点は有益と感じています。

JETROビジネス短信については本文をお読みください ⇒ こちらへ

 

 

<オーストラリア研修ビザ(407)とは?>

オーストラリア国外の方がオーストラリア企業や団体および政府において研修をされたい方のためのビザとなり、以下の3つのケースに相当します。

Stream 1 オーストラリア国内または自国における役職に従事するために必要な経験や資格取得や登録する目的の研修

Stream 2 該当するポジションにおいてさらに個人の経験を伸ばすための実践的研修

Stream 3 自国においてはうけることのできないトレーニング(政府・教育機関など)をオーストラリアにて実践し、個人の経験 を 伸ばすための実践的研修

期間: 最長2年間までとなり、基本、現地受入れ先の決める招聘期間。

  • このビザのメリットは就労ビザ(482)と異なり、まだ就業経験の浅い「若手」派遣が可能であることです。
  • また、現地受け入れ企業側で報酬を0と設定し派遣が日本側から可能という点です。日本側にて100%滞在費用などを支給することが可能で、現地にて給与価格設定が不要です。

<英語力について>

以前は「英語力を示す証明」をビザ申請目的に不要でしたが、現在は必ず「Functional English」レベルの英語力があるという証明が必要と変更しています。

この試験についてはIELTSやTOEFLが対象となりますが、IELTS Generalは日本人が大変多く受験しているTOEICに近い日常会話を中心としている試験内容となりますので、ハードルが低いと感じられます。

研修ビザ(407)に必要な英語力

IELTSは Academic/ General ともに Reading, Writing, Speaking, Listening ともに 最低4.5以上で、Overall (平均)4.5以上必須

(就労ビザ482より低い英語力で可能です)

そのほか対象となる英語力については移民省サイトをご確認ください ⇒ こちらへ

 

オーストラリア研修ビザ(407)についてのお問合せ ⇒ こちらへ