アメリカ・イギリス・オセアニアの投資家ビザ現状について

3月以来コロナウィルス危機の関係により、グローバルに出入国が規制され現在、ほぼ国の移動も困難な状況となっています。今後の入国規制緩和については、各国の状況によりますが、現時点での状況をご案内いたします。経済状況も不安定ではありますが、為替安である点をふまえて、プランニングの時間がある今いろいろと検討する方も増えていると感じています。

なかなか先行きはまだ不透明ではありますが、将来を検討する時間として参考になれば幸いです。

 

アメリカ

最近トランプ大統領令(Executive Order)により永住ビザ申請を60日間停止する、という発表がありましたが、投資家ビザ(EB-5)については対象外となっております。一部の報道ではEB-5も含めてという解釈があるようですがホワイトハウスおよびIIUSAによる情報より確認しておりますので、アメリカ移民局(USCIS)にて申請受付をしており、審査も継続しています。

またE-2については永住ビザにはなりませんので上記対象外となります。申請場所となる在外のアメリカ大使館や領事館は現在窓口閉鎖していますが、初めのステップである会社登録は郵送申請可能であり受付けております。しかしその後の面接は業務再開後となります。

ホワイトハウスによる発表       ⇒ こちらへ

アメリカ投資家ビザ(永住権:EB-5) ⇒ こちらへ

アメリカ投資駐在員ビザ(E-2)           ⇒ こちらへ

*AOMではE2とEB-5の新規プロジェクトを募集開始しました。詳細は上記各ページよりご覧ください。

 

イギリス

このコロナ危機状況下でも審査は動いているようですが、2020年1-3月の申請者数は過去最低となりました。もともとイギリスの投資家ビザは香港からの申請者がトップとなり、大きなウェイトをしめています。(中国、インド、アメリカ国籍が続く)旧正月以降、ヨーロッパへのコロナ感染が拡大したこともあり、Brexit 発表後の2016年からの統計上最低の数となっています。加えて、先日ケンブリッジ大学が来年夏まで授業をすべてオンライン実施を決定したため、これに準じて、他の教育機関もオンラインへ移行することが予測されます。もともと投資家ビザ申請者の大半の目的が「教育」目的が多い為、このオンラインへの移行は渡航へのモチベーションも低くなり、イギリス全般として大きな外貨収入の損失になるだろうと予測しています。イギリスはヨーロッパ各国との隣国であることでコロナ感染の影響はまだ長期化するとみており、これは投資家ビザへの影響も大きくでてくるとみています。

イギリス投資家ビザ ⇒ こちらへ

 

オーストラリア

現在、外国人すべての入国禁止措置を実施していますが、実際移民省のオペレーションは動いている状況です(但し、オーストラリア国外の申請者に対してのビザ発行は消極的の為、入国可能な状況になるまで待機は必要と思います)

かなりの為替安になり、オーストラリアへ投資を検討する人もグローバルで増加している印象です。現状として、投資家ビザ188については州政府によるスポンサーを申請することになりますが、ニューサウスウェルス州(NSW)、ビクトリア州(VIC)、クィーンズランド州(QLD)は既に今年度分の申請受付を終了しているため、2020年7月1日より申請が可能となります。

オーストラリアは非常に審査が細かく、かつ複雑なため、申請可能か、という「事前審査」にもある程度時間がかかりますので、7月1日申請を目標とするには今から準備するのが適切です。

オーストラリア投資家ビザ ⇒ こちらへ

 

ニュージーランド

コロナ対策でも先進国の中ではいち早く入国禁止措置をとり、国家のマネジメントの成功がグローバルで評価されています。現状まだ、入国禁止であり、かつニュージーランド国外のビザ申請については実施していない状況で、入国可能な状況になるまで待機は必要と思います。移民局は国内に現在滞在している外国人のビザで優先的に必要な対応から実施しています。

オーストラリア同様、為替安が急激に進んだこと、そして今回の国家対応や社会保障の充実さなど客観的な観点からニュージーランド投資家ビザ問合せは特にアメリカから増えている状況です。どの国も経済状況が深刻化した今、海外からの投資家には手厚い対応をしたい、というのが実情と思いますが、特にニュージーランドは進出企業も他国に比較して極少の為、投資家ビザへの対応は今後重視していくとイミグレーション業界では予測しています。投資家ビザについては審査も迅速な為、国がレベル2にもなり、段階的に審査も実施していくと考えています。

ニュージーランド投資家ビザ ⇒ こちらへ

 

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