オーストラリア政府は7月20日付けで学生ビザ発行の審査を再開したと発表しました。オーストラリア政府にとって外国人の留学生誘致は非常に大きな産業となっており、400億ドルの経済的貢献を担っております。各教育機関にとってもコロナによる入国禁止措置は学生の授業料が財源として確保できず窮地にたたされている現状です。
これらをふまえて、まずは入国禁止が解除になった際にすぐに渡航できるような手配をすべく、学生ビザの審査は再開し、発給する事で将来の留学生を確保するという状況となります。現状は、学生ビザが発給となったとしても、入国禁止が解除にならない限り、渡航はまだできませんのでご注意ください。
主なポイントは以下となります
(1)オーストラリア国外の全ての場所において学生ビザの発給を再開する。これは国境が開放された際に、既にビザを取得し渡航の準備ができていることを意味する。
(2)新型コロナウイルスが原因でビザの有効期間内に学業を修了できない場合、無料で追加の学生ビザ申請ができる事とする。
(3)新型コロナウイルスが原因で現在、オーストラリア国外でオンライン学習している学生ビザ保有者は、一時卒業485ビザ(就学後就労ビザストリーム)の当該学習期間要件にカウントすることができる事とする。
(4)新型コロナウイルスが原因で豪州に戻れない卒業生は、オーストラリア国外でこの就学後就労ビザを申請することができる事とする。
(5)新型コロナウイルスが原因で英語能力試験へのアクセスができない場合、申請者は試験結果の提出に猶予期間が与えられる。
このメディアリリース原文 ⇒ こちらをご覧ください