アメリカEB-5は2022年の法改正(The Reform and Integrity Act) でもう1つ大きなメリットは田舎(Rural)エリアのプロジェクトへ投資した場合の効果が大きく変わったことです
1.審査が迅速化
EB-5はTEA(Target Employment Area) という人口統計や労働市場、そしてその地域から投資プロジェクトが可能なエリアを規定していますが、その中でも「Rural」田舎のプロジェクトに投資した場合は、アメリカ移民局(USCIS) が審査迅速化することが必要となりますので、特に通常の申請ですと国籍によっては10~18年以上待機しなければならないような中国籍、インド国籍の方にとっては朗報となります。
2.Reserved EB5 (確保されているビザ数)
毎年、USCISはEB-5ビザの発給数のうち32%を3つのカテゴリー(田舎TEA(20%)、高失業率TEA(10%)、インフラプロジェクト(2%))の投資のために確保することにしています。
これらのタイプのプロジェクトに投資する外国人は、政府としても最優先として考慮するため、国籍別にある遅延とは別に審査を迅速化することができます。事実上、通常の投資家よりも「列を飛ばす」ことができるのです。
実際のところ、この田舎でのプロジェクトはまだまだ極少であるため、もし優良なプロジェクトの機会があった場合は非常に大きなメリットになります。
2022年からほぼあきらめていた中国籍の方たちにもEB5のチャンスがまたできることになったため、これもやはりなるべく早く申請することが成功への道となります。
参考として英語のコラムはこちらをご覧ください
アメリカ投資家ビザ(EB-5)⇒ こちらへ
*現在AOMではこのRural Project を提供しておりますのでご関心ある方はお早目にお問合せ下さい。