毎年恒例で参加しているハワイ税務会議(HTI: Hawaii Tax Institute) は100名近い日本人が参加し盛会に終了いたしました。これまでで最も多い参加数でアメリカ側も1000人規模、という大変大きな会となりました。加えて、今年から中国xUSAアライアンスも始まり、益々国際色豊かとなりました。
3日間日米クロスボーダーに関するあらゆるトピックスについてセッションが実施され、AOM代表もイミグレーショントピックスを中心として2回講演させて頂きました。アメリカへ入国する際、そして永住権を放棄して出国する際に関する税務のことやビザについてグローバル移民弁護士事務所Fragomen partner、山田&パートナーズ税理士と共にケーススタディをまじえたパネルディスカッションはとてもリアルで皆様にも興味深い内容だったようです。
又、アメリカ投資家ビザ(EB-5)についてもプロフェッショナルの皆様に初めて詳しくご案内する機会となり、投資提供会社リージョナルセンターCMBと実際に取得したUS CPAの方の経験談をまじえて、お話させていただきました。アメリカに長期的に居住や就労を希望する場合は永住ビザはやはり必須となります。その為、少しでも早く取得するオプションとしてEB5は有効の方もいらっしゃいます。どういった方が取得しているか、また移民ビザ、非移民ビザによって変わる税務インパクトや特徴など皆様からの関心は非常に高いと感じました。まずはどういったライフスタイルを作りたいのか、ゴール設定し、そこから家族でプランニングすることはとても大切ですのでこうした事をふまえて皆様の知識向上になればと思います。
4回目の参加でしたが、過去で最も充実かつ本当に有益な会となり、Advisory Committe member としてもチームでこの会議の準備やコーディネートを実施し、本当に素晴らしい会議になり充実感いっぱいでした。また来年が楽しみです。