ニュージーランドは2025年1月27日より、なんらかのニュージーランド国外の仕事をニュージーランドからリモートワークする方にはいわゆる観光ビザを延長することで最長9カ月まで滞在許可することになりました。従来から一般的に、「長期観光ビザ」は存在していましたが、あらためてこの発表をうけて正式にニュージーランド国内においてリモートワークしながら長期滞在を許可することを認可したものになります。特にこのビザ申請にあたって年収などの要件は設けておらず他国に比較しても申請のハードルは低いと感じます。
ただし、もちろんニュージーランド国内の仕事に従事する場合は適切な就労ビザ申請が必須となります。
そして、滞在が長期化することで検討しなければならないのは「所得税申告」になります。
ニュージーランドを訪問し、海外のビジネスやクライアントのためにリモートで仕事をする場合、税金を支払う必要がある場合があります。
もしご自身の所得が他の国や地域で課税されている場合、ニュージーランドに滞在する日数が12ヶ月間で92日以下であれば、ニュージーランドで税金を支払う必要はないかもしれません。また、ニュージーランドと租税条約を結んでいる国や地域の居住者である場合、ニュージーランド居住歴が183日か、それ以上かによって状況が異なる可能性がありますので、このビザを検討する際には現地ニュージーランド国税局にお問合せすることをお勧めします。
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