ニュージーランド移民局は最近ホームページも一層し、4月1日から開始されたあらたなニュージーランド投資家ビザ(Active Investor Visa)についての近況をホームページ上で公開しました。
施行してまだ1.5カ月くらいになりますが、特にアメリカ国籍の関心は高く、顕著にTOP1の国籍となっております。日本国籍は現時点ではすでに1名申請した状況です。
2025年5月30日現在、INZ(ニュージーランド移民局)は、新しい設定の下で479人の申請者による146件の申請を受け付けています。そのうち、バランス型カテゴリーが31件、グロース型カテゴリーが115件です。
146件の申請のうち、既存の申請を新しい設定に移行する申請が48件、新規申請が98件です。
これらの申請における最低投資額の合計は8億8500万ドルに上ります。
原則承認された申請は69件で、バランス型カテゴリーが13件、グロース型カテゴリーが56件です。
77件の申請は現在審査中です。
新設定の申請が原則承認されるまでの平均期間は11営業日と大変短期になっております。
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2022年からの投資家ビザからアクティブ・インベスター・プラス・ビザの変更点として、以下が大きなポイントです
- グロース・カテゴリー: マネージド・ファンドやニュージーランド企業への直接投資など、よりリスクの高い投資を対象とする。最低投資額500万ドル、最低投資期間3年。
- バランス・カテゴリー:混合投資に重点を置き、より低リスクのものを選択できる。5年間で最低1,000万ドルの投資が必要となる。 その他の変更点は以下の通り:
グロース・カテゴリーの投資家は500万ドル、バランス・カテゴリーの投資家は1,500ドルから1,000万ドルに引き下げました。 バランス・カテゴリーの投資家については、許容される投資対象を債券および不動産型投資に拡大します。
- 英語要件の撤廃
- 滞在要件の緩和:より積極的な投資を選択する移住者のために、ニュージーランドでの滞在時間を短縮するなど、より少ない移住要件
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統計からは圧倒的に申請者はグロースカテゴリーを選択しており、これは国の政策意図にも大きく貢献しうる数字と感じています。申請者は極力早くビザ取得希望しており、リスクのある投資でもグロースを選択している、という点が顕著であるのは興味深い点です。
詳細につきましてはニュージーランド投資家ビザをご覧ください ⇒ こちらへ
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