例年オーストラリア政府は7月1日より新会計年度になるため、移民法に限らず様々な法改正などが実施されます。
今回大きなニュースとして3つご案内します
1.申請料金の値上げ
この数年慣習的にも毎年値上げが実施されてきましたが、今回は大幅に値上げが実施され、現実的にもあるいみ深刻なほどの金額となりました。特に日本人に影響となる学生ビザ、就労ビザ、そして最も衝撃的だったのは永住ビザを保有している方が利用するレジデントリターンビザが先月より3倍になったことです。世界的にみてもオーストラリア政府によるこのビザ申請料金は圧倒的に高額であり、たぶん世界一といっても過言ではありません。今回政府は明確に財政確保目的としての値上げということも提示しておりますが、近年の移民政策の観点からもこの高額費用にする事で、ある意味、安易に申請することを減らし、真意に渡航が必要な人が申請するようなしくみに統制している印象もうけました。必然的にビザが必要な人にとっては本当に深刻なほどの金額ではありますが、国の政策として理解するしかないと感じています。
<主な申請料金>
観光・短期商用ビザ(600) 250ドル
学生ビザ(500)&ガーディアンビザ(590) 2500ドル(英語学校・Non award course は2050ドル)
一時就労ビザ(400) 535ドル
就労ビザ(482) 主申請者や配偶者 4015ドル お子様1005ドル
レジデントリターンビザ(155) 1475ドル
詳細の費用はこちらを御覧ください⇒こちらへ
2.就労ビザ(482) 年収要件の引き上げ
多くの日系企業が利用する就労ビザ(482)には現地就労する上での年収規定があります。
インフレーションの影響もあり、今回値上げとなりました
1. Specialist Skills Stream
- 給与 SSIT (Specialist Skills Income Threshold) AUD146,576以上
2. Core Skills Visa
- 給与 CSIT (Core Skills Income Threshold) AUD79,423以上
*英語力免除額は変更なしでAUD96,400以上となります
3.韓国のオーストラリア大使館 内務省事務所閉鎖
6月30日付で、在韓国オーストラリア大使館内にありました内務省が閉鎖となりました。在日オーストラリア大使館にて内務省が閉鎖されて以降、主なビザ審査(600/482以外の400番台のビザ)は韓国で実施されていましたが、このオペレーションの変更は大きなインパクトがあるとみています。すでに日本国内に内務省管轄はありませんでしたが、今後これらのビザ審査プロセスはオーストラリア国内かほかの管轄に移管となり、少なからず影響があると予測しています。その為、さらに渡航に余裕をもって申請することを推奨いたします。基本申請は今までと同じImmi accountからのオンライン申請には変更ありませんので、迅速に申請することが得策と思います。
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