2026年3月10日、日豪経済委員会 DEI分科会では3月8日国際女性デーに際し、発足以来初めてのイベントを開催いたしました。約60名の方にご参加いただき、大変活発なパネルディスカッションとネットワーキングが実施されました。
冒頭、広瀬委員長より、日豪経済委員会においてDEIは今後も継続的に取り組むべき重要テーマであり、日豪関係の基盤として「人の交流」が極めて重要であること、世界的にDEIを巡る逆風も見られる一方で、これは一過性のものではなく、大きな潮流として引き続き定着・発展させていくべき課題であることを述べられました。
パネルディスカッションでは、モデレーターに日本経済新聞社シニアプロデューサーの高橋香織氏を迎え、株式会社みずほフィナンシャルグループ 執行役員 人材開発・組織開発責任者の河野朋子氏、BHPジャパン株式会社 代表取締役社長の三原寛奈氏が登壇しました。議論では、多様性を単なる制度論や理念論としてではなく、企業価値向上や意思決定の質、リスク管理に直結する経営課題としてどう捉えるかが主な論点となりました。
DEIは一部の担当者や当事者だけのテーマではなく、企業経営そのものに関わる重要課題であり、経営層・管理職の意識と行動が、グローバルガバナンスの実効性と企業価値に大きな影響を与えることが改めて確認されました。
最後にモデレーターの高橋氏は「このような人材交流と経験の蓄積が、今後の日豪ビジネス関係の深化や、秋に開催予定の日豪ビジネス会議での議論にもつながることを期待する」とまとめ、パネルディスカッションを終了しました。
日本からオーストラリア赴任者も女性が年々増加していることも肌で感じており、安全なオーストラリアという土壌はこうした取り組みを実践できるビジネス環境でもあり、今後益々新しい風を吹き込み日豪経済委員会からDEI取り組みを通じて日本ビジネス界にもインパクトを与えていければと願います。
多大なご協力頂きました、素晴らしい登壇者の皆様には心から御礼申し上げます。

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