オーストラリア政府はあらたなウイルス オミクロン株による懸念を表明し、先日発表した12月1日からの入国緩和について急遽12月15日へ延期することになりました。
オーストラリア内務省(移民省) ホームページ ⇒ こちらへ
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オーストラリア政府は11月22日にスコット・モリソン首相とマリース・ペイン外務・女性問題担当大臣、カレン・アンドリュース内務大臣、アラン・タッジ教育・青少年担当大臣により12月1日からの入国措置緩和について声明を発表しました。
実質、12月1日からの渡航者については2020年3月20日からの入国禁止措置が緩和され、日本国籍については「渡航免除(Travel exemption)」申請が不要となります。
ようやく、大半の方が渡航できるような状況となりました。来年度から新学期を迎える学生やワーキングホリデー、そしてもちろん就労の皆様も年末年始を迎えるにあたり、出入国も容易になった状況でオーストラリア滞在中の多くの方も日本へ帰国が可能となります。
<隔離なく渡航可能な方の要件>
以下の要件を満たす方が渡航免除申請(Travel exemption)、および現地入国後、対象州に到着の場合、隔離が不要となります。(なお、隔離不要は現状ニューサウスウェールズ州、ビクトリア州、首都特別地区のみ)
- 日本国籍パスポート保持者
- 有効なオーストラリアビザ保持者
- オーストラリア政府(Australia’s Therapeutic Goods Administration (TGA))により認可されているワクチン接種済の方 (モデルナ・ファイザーは2回目終了の方)
- お子様で12歳未満でワクチン接種の免除がある方はワクチン接種済みの方と同様に扱われます、
- また、12歳ー17歳の未成年のお子様で未接種の方についてもワクチン接種済の大人と同様に扱われます。各州によって状況が異なる為、渡航予定の各州の情報をご確認下さい。
- 日本から出発し、現状隔離不要と認可されている州へ到着の方
- ワクチン接種証明を提示できる方(英語)
- 出発日から3日以内にPCRテスト実施し、陰性証明提示できる方(免除対象になっている方を除く)
*家族など他の国籍保持者の方は以上緩和措置は対象にはならないため、適切なビザおよび渡航免除の手続きが必要となります。
*現地入国後、ほかの州が最終目的地の場合は、必ず、各州の現在の情報を確認の上指示に従ってください。隔離や州境へのエントリーパスが必要なケースがあります。
<ビザについて>
観光や短期商用(出張)目的の方
ETAを取得下さい。現在はインターネットからではなくアプリからのみ申請が可能になっているため、アプリによる申請を実施下さい。
ETA アプリ App Store (Apple) Google Play store (Android)
そのほかの方は目的に準じたビザ取得または保有していることが必要です
<渡航前のステップ>
以上をふまえて以下のステップで日本からオーストラリアへ出発前にご準備ください
① ワクチン接種証明準備(英文記載があるもの)
② 有効なビザを保有すること
③ 入国する州、最終目的地の州情報を確認(隔離有無など)
④ 出発3日前以内~直前までにPCRテスト=陰性証明取得
⑤ 出発最低72時間前までにオーストラリア渡航申告書記入 ATD(Australia Travel Declaration)
渡航前にワクチン接種や渡航日などの情報を記入します。12歳と3か月以上の渡航者全員が各自正しい情報を記入する必要があり、これを怠るとAUS$6660の罰金が科せられる可能性がありますのでご注意ください。
またはATDアプリダウンロード App Store (Apple) Google Play store (Android)
ATDの際に以下が必要です
- ワクチン接種証明アップロード
- ワクチン接種ステイタスに関する宣誓
- チェックインの際に渡航3日前に受診したPCRテスト陰性証明提示することを了承
- 以下について申告する事
- 入国の際に到着する州、および目的の州による隔離(検疫)に関する条件に遵守すること
- 必要な場合、渡航前に隔離(検疫)に関するアレンジをすること
⑥ 空港チェックイン時:提示必要書類
- 有効なビザ
- ワクチン接種証明書
- PCRテスト陰性結果
- ATD申請した証明
オーストラリア内務省(移民省)に「渡航前チェックリスト」がありますので参考にしてください
詳細についてはオーストラリア政府各ホームページをご確認ください
オーストラリア内務省(移民省) 日本国籍について
オーストラリア大使館 ⇒こちらへ
<他国から出発の日本国籍の方・またはほかの国籍の方>
他国から出発の日本国籍の方、またはほかの国籍の方につきましては、「ワクチン接種」が完了している方については対象となる有効なビザ保持者であれば渡航免除手続き不要で渡航が可能です。(対象ビザリストは以下サイトに詳細ございます)
また、到着する州がニューサウスウェールズ州、ビクトリア州、首都特別地域であれば隔離も不要となります。
詳細は以下をご確認ください
オーストラリア内務省(移民省) ワクチン接種完了している渡航者について
来年にむけて多くの企業もオーストラリア進出やビジネス促進を具体的に検討できる状況となると思います。日豪の活発な交流が来年には再開できるよう願います。
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