オーストラリア政府は2月21日より、すべての予防接種済みビザ保持者に再開し、観光客、出張者、その他の訪問者の帰国を歓迎することを発表しました。
日本国籍については既に2021年12月15日よりETA含めて渡航が可能でしたが、今回の発表で国籍に関係なく、ワクチン接種者が対象となります。
———————————————————————
このあらたな開国により、オーストラリア国民の健康を守りつつ、経済回復を確実なものにすることができます。
オーストラリアの医療システムは、最近のオミクロンの波も含め、COVID-19のパンデミックの期間中、その回復力を実証してきました。COVIDによる入院が最近23%減少するなど健康状態が改善されていることから、内閣の国家安全保障委員会は本日、オーストラリアが国際国境の段階的な再開をさらに進める準備ができたと合意しました。
完全な予防接種を受けていないビザ保持者がオーストラリアに入国するには、引き続き有効な旅行免除(Travel exemption) が必要であり、州・準州の検疫要件が適用されることになります。
重要な観光産業に確実性を与え、再開に向けた計画、雇用、準備の開始を可能にするものです。2018-19年、観光産業はオーストラリア経済に600億ドル以上の利益をもたらし、66万人以上の雇用がこの産業に依存しています。
モリソン政権が2021年11月1日にオーストラリアの段階的な国際国境の再開を開始して以来、愛する人との再会や就労、留学を含め、約58万人の入国者がオーストラリアを訪れています。
オーストラリア政府は、クルーズ産業の安全な再開に向けて各州政府および準州と引き続き協力しており、この件に関するさらなる発表を期待しています。
オーストラリア首相プレスリリース ⇒ 原文