オーストラリア 投資家ビザ(188) 新規受付終了

オーストラリア政府はこのたび、投資家ビザ(188) といわれるビザクラスについて新規の申請受理を終了することを発表いたしました。昨年12月に大きな移民政策の発表がありましたが、これに関連し、今後の方策として資産重視の人材よりもスキル重視の人材を誘致する方向転換を大きくした状況です。

188ビザは2012年開始以降、特にSIVといわれる高額投資家ビザ(AUD500万㌦)は中国籍を筆頭に多くの富裕層誘致をしてきた状況ですが、実態として、移住後の経済効果を統計上反映されなかったことからこの政策転換に至った次第です。資産保有していることがオーストラリアにおける事業開発や投資に直接影響がほぼ関与しなかったことより、革新的な技術や事業、そしてオーストラリア人の雇用創出を後押しする人材誘致にシフトする方向です。

移民省ホームページにはまだこれらのビザについての情報がありますが、現実としては申請は困難になりましたため、何卒ご了承下さい。

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