
自営業者用ビザ
目的
イタリアにて自営業(Self-Employment)を希望する方向けのビザとなり、おもに4つのカテゴリーがあります。
カテゴリー
1.既存イタリア企業の経営者や取締役として就労
外国人がイタリア企業の取締役レベル(CEOや取締役、監査役)として3年以上活動した場合、自営業ビザを申請可能となります。
2.起業家として事業をたちあげる Entrepreneur Visa
- 最低€ 500,000の資金を設立や運営に投資
- 3名以上雇用し、経済促進となる具体的ビジネスプランを提示
3.スタートアップ企業の経営者やコンサルタントとして就労 Start-up Visa
イタリア政府は革新的なビジネスのスタートアップ企業をたちあげ、または経営する人材を歓迎しています。
このビザは「最優先審査(Fast track)として考慮されます。
以下どちらかになります。
1)これから立ち上げるケース
- 最低€ 50,000の資金を設立や運営に投資し、「革新的な」プロジェクトかつ、テクノロジーを活用したビジネスについてのプランを提示
2)既存のスタートアップ企業に経営陣として勤務するケース
- 最低€100.000以上の投資額であること
- 会長・CEO・取締役・監査役のどれかに就労すること
- または企業の独立した個人事業主(コンサルタント)などで就労すること
4.フリーランスとして個人事業主になる
法人ではなく個人として就労許可を取得したい方のためのビザとなります。このカテゴリーは発給数(Quota)が決まっているため、常に取得できる状況ではありません。また、審査もかなり厳格なため、具体的な経済促進を生むようなビジネスモデルである必要があります。